2011年02月20日

フォレストガンプは「アメリカ」

ずいぶん昔(1995年だそうで)の映画。

Yahoo!映画の評やall cinema online の映画評があまりにも浅薄なので、ここに「解説」を書こうと思います。

明るいアメリカの歴史の象徴「フォレスト・ガンプ」、暗いアメリカの歴史の象徴「ジェニー」の二人が織りなす物語。

知的障害に身体障害である「うすのろフォレスト(「ガンプ」とは「うすのろ」という意味。)」が最初と最後に出てくる鳥の羽のように「風に任せて」いたら本人の意思とは関係なく輝かしい成功をしてしまう。「成功」「勝利」が至上主義の「アメリカ」を皮肉っている。これは、現代アメリカを振り返ってみようという映画である。


話は「古き良きアメリカ」の60年代からはじまる。オールディーズのロックンロールの時代。

おじいさんのおじいさんのおじいさんの代からからアラバマ州に住んでいる生粋の「南部人」。つまり保守的で白人至上主義の地域。事実、母はKKKという白人至上主義団体の創立者「ネイサン・ベッドフォード・フォレスト」から息子の名前を付けている。この一事を持ってしても、この映画はただ者じゃないと覚悟をして見なければならない。

フォレストが足の装着具のせいで膝を曲げたままの姿勢のダンスをしていたことが、無名時代に自宅に宿泊したエルビスプレスリーの有名なダンスポーズの元になっているとしているところからフォレストの「成功物語」が始まる。

一方幼なじみジェニーは父親からの性的虐待の被害者。父親はすぐに逮捕されてしまう。最初から「暗部のアメリカ」なのである。

やがて足の装着具を外せるようになり、俊足になったフォレストはその足を活かしてフットボールの選手として知的障害を持ちながら大学進学という成功を果たす。

公民権運動の高まりの中、フォレストの南部の大学でもついに黒人の入学が決定。アラバマ州知事のジョージ・ウォレス知事は抗議の声明を発表(黒人を入学させることに!)。その場面の後ろでなぜかフォレストが写る。ちなみにフォレスト自身が人種差別的な思考はないことは入学する黒人が落とし物をしたときに拾ってあげていることで説明が付く。

大学でもフットボール選手として活躍、ケネディ大統領との対面も果たす。

ベトナム戦争が始まり「古き良きアメリカ」は終わりを告げる。フォレストは大学を卒業して軍隊に入る。そこで知り合うのは黒人のババ。ママも、ママのママも、ママのママのママもエビ料理をしてきた(黒人なので白人に仕えてきた)。ババはエビの漁師。エビのことなら何でも知っている(会話はすべて「エビ」。エビのことしか考えてないし、黒人であるババにはそれしか成功の道はない)。フォレストは軍隊の生活にも馴染んで認められる。

幼なじみのジェニーが歌手デビューしたと聞いて行ったのはストリップ劇場。彼女は裸をギターで隠しながら、場違いにフォークソングを歌って、観客にやじられる。歌っている曲は公民権運動を進める人々の間でテーマソングともいえるボブ・ディランの「風に吹かれて(この映画の隠れたテーマソング)」

やがてフォレストはベトナムへと派兵される。現地での小隊長はダンという人物。彼は南北戦争の時代から「名誉の戦死」を遂げてきた家系(とフォレストが言っている)。彼も「アメリカ」の一人。

敵の襲撃を受けたとき、ただ親友のババを救うために動いた結果、仲間を何人も救うことになりそのことで国家から表彰される。ダンは「名誉の戦死」を願っていたが、フォレストに助けられる。しかし両足を切断し「障害者」になってしまう。ジョンソン大統領から栄誉勲章を受ける。

帰り道、ベトナム反戦運動の集会でなぜかスピーチをすることになったがスピーカーが異常をきたしスピーチの内容はわからない。そばで聞いていたスタッフが涙する。おそらくアメリカにとって本当に大切なことをフォレストが語ったのであろう。

そこでヒッピーとなったジェニーに再会。ジェニーは反戦運動委員会の委員長と恋人同士になっている。しかし彼女に対する暴力をみて助けようとする。集会も運動も「理屈」ばかりが先走って本当に人間を大切にしていたのかという監督の意図が読み取れる。

1969年。アポロ11号が月面着陸に成功した頃、アメリカ−中国はピンポン外交により関係を深めて1972年の米中国交樹立へと向かう。この時もフォレストはピンポンでずば抜けた才能を発揮して名誉を高める。

ニクソン大統領にも対面して栄誉表彰を受ける。しかし、かの有名な「ウォーターゲート事件」発覚のきっかけをフォレストが作って、ニクソン大統領は辞任。このことからもフォレストが「成功のアメリカ」の象徴であっても「体制側」ではないとわかる。

ダン小隊長は障害者ゆえに浮浪者同然の生活になっている。これも弱肉強食のアメリカらしい。ダダとエビ漁の船を持つ夢を語ると、ダンから「おまえが船長になったら俺は宇宙飛行士になる」と言われる。

一方ジェニーはヒッピーの象徴であるドラッグで体も心もぼろぼろになって自殺をも考えるようになる。当時ヒッピーが自殺をしたり、ドラッグで中毒死するのはよくあることだった。

フォレストとダンの始めたエビ漁業が大当たりして、またしてもフォレストは成功する。そしてダンが創業当初のアップルコンピュータ(創業は1976年。創始者二人はヒッピー)に投資してくれたおかげでその後もフォレストは何不自由ない生活を送れるぐらいの大金持ちになる。

母がガンで亡くなった後にふらりとジェニーが現れ、一夜を共にした後、また去ってしまう。

落胆したフォレストは急に走りたくなり、アメリカを東西に何往復も走り始める。すると彼を「平和の使者」として慕った「信者」がぞろぞろと後を追って走るようになる。彼らの中から有名なステッカーやニコちゃんマークのTシャツの発案者が現れるがみんなフォレストの言葉や行為からだった。

3年間走り続け急に走るのを止めたフォレストにジェニーから連絡が入る。彼女には子供がいて、それは彼の子供だった。

そしてジェニーと結婚する。結婚式で現れたダンは宇宙船を造るチタン製の義足で歩けるようになり、アジアン系の女性と婚約。

しかし、ジェニーは病気で死ぬ。母を看取った同じベッドで。ロナルド・レーガン大統領時代なので、その頃の病としてはエイズなのだろう。

フォレストはジェニーの墓前でつぶやく。

「ジェニー。僕には分からない。正しいのはママなのか、ダン小隊長だったのか、僕らには皆運命があるのか それとも風に乗って、ただ さまよっているのか たぶん、その両方だろう 両方が同時に起こってる」

というセリフ。

ママのアメリカ、ダン小隊長のアメリカ、ジェニーのアメリカ、フォレストのアメリカ。どのアメリカが正しいのかはわからない。「その答えは、風に吹かれている」(「風に吹かれて」の歌詞の一部)すべてが同時に起こっているんだ。
posted by n_shimizu at 23:17| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記

2010年07月20日

表現の自由について

日本のメディアは表現の自由守れるか(1/3):オピニオン:青山学院スタイル2010 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/adv/agu2010/opinion/vol1/


この方の主張を自分勝手に解釈すると、

メディアの表現の自由には、成熟した「個」としての民衆が必要である
表現の自由は脆(もろ)いものである

ということでしょうか。


我々教員は、日々クリエイティブなことに挑戦していると自負しています。新しい学説やネタを常に仕入れて、それを生徒に還元しよう、新たなメソッドを追求していこうという姿勢が欠かせません。これは公立であれば教員は公務員な訳ですが、通常の公務員の世界から見ると異質でしょう。

ブログという表現はこのクリエイティブな側面を世に問うことでみずからを磨いていくことだと思っています。単なる自己満足ではないのです。一人一人が新たな「道」を開拓し、それを参考にして他の方が続くための、現代らしい手段と言えます。特に「情報科」という教科の性格上、情報機器やインターネットと親和性が高く、また学説やメソッドが確立した教科とは言えない中でのパイオニアとしての性質が、意識のあるメンバーにとってはまたとない発表の機会であると言えます。

しかし、一方で公立学校に所属するからには、所属する組織、都道府県や市区町村を背負っている立場であることも事実です。

とある、かなり活発に情報発信をしていた情報科の方が、最近ひっそりとブログを閉じました。それはかなり的外れな苦情、というか「いちゃもん」を親組織に投げ続けられた結果です。クレーマーと言っても良いでしょう。

残念ながら、そこの組織は、彼を守る方向には行きませんでした。事勿れの官僚的な対応により、閉じることになりました。もちろんクレーマーによる彼の精神的打撃も無視できない影響がありましたが。

「間違いがあってはいけない」という無謬主義がはびこると、個人の活動を極端に制限する方向に進みます。しかし、まったく間違えを起こす可能性のないクリエイティブな活動などあり得ません。もちろん気をつけなければいけませんが、クレームを付けたがる人というのは世の中に一定数いるわけで、それは毅然として「間違っていません」と言えばいい話です。それを言われるのが嫌だからという理由で表現を制限する、それは憲法に保障された基本的人権を制限していることになぜ気がつかないのでしょうか。

表現の自由は、信教の自由と並んで、ともすれば簡単に侵されてしまう心の自由です。だから「憲法」に書いているのです。それを可能な限り保障するのが「大人の社会」と言えるのではないでしょうか。そこに「もしかしたら危ないから」という予防で制限を掛けるのは、幼稚園児に「そっちへ行ったら危ないよ」と言って縄を張るのに等しいと言えます。

そして、憲法で保障された自由よりも組織を守ることを優先させるとすれば、それは江戸時代の徳川幕府の「農民は生かさぬよう殺さぬよう」「知らしむべからず依らしむべし」等と同様の守りの姿勢であると言えましょう。

私もかなり気をつけて記事を書いています。特に生徒の個人情報に関わるような事の無いように(この「個人情報」についてもかなり拡大解釈されていますね)。

しかしクレームを付ける人はどんなものにも付けるものです。その時、組織は守りに入るのか、正すべき事は正して闘うのか。それがその組織の正当性を公に問いながら発展していくための鍵と言えるでしょう。
posted by n_shimizu at 02:29 | TrackBack(0) | 日記

2010年07月19日

追悼・梅棹忠夫先生

文化人類学者、生態学者、民族学者、日本語のローマ字論者(ローマ字化推進論者)で、社団法人日本ローマ字会会長、エスペラント運動家(エスペランティスト)、世界エスペラント協会の名誉委員……などなど、肩書きはたくさんある。

わたし的には「知的生産の技術」の著者、これに尽きる。というか、それ以外の活動についてあまり知らない。この本自体、ローマ字化推進の萌芽が見て取れる内容だが、それについては機会があったらいずれまた。


1969年、すなわち、私が生まれた年に発刊されたこの「知的生産の技術」。高校1年生の時に(たしか)現代社会の授業で推薦されて読んだ。

その時の衝撃と言ったら、自分の人生の中でのターニングポイントであったといえるぐらいの出来事だった。

現代風に言えば(情報科の立場から言えば)、


  • 記録とはデータである

  • それは規格化をして(フォーマットを整え)

  • 正規化(的な)ことをして初めて意味がある



ということを、生まれて初めて教えてくれたものだった。

私が、電子工作をしたり、プログラミングを始めたのは小学生の頃。まぁその分野としては少し早熟気味だったかもしれない。しかし、この時は、ただ単に「コンピュータ」を学んだに過ぎない。

しかし、この本を読み、「情報」の取り扱い方を学んだ。ノート一つ取る際にも、未来の自分という他人に向かってのメッセージとして、記録しなければならないことを知った。

時は過ぎ、高校教師になった。理科の教員として。相変わらずパソコンをいじるのは好きだった。そんな中で、新しく「情報」という教科が生まれることを知り、自分が本当にやりたいことは「理科」ではなく「情報」だったのではないかと気づき、喜び勇んで免許取得の講習会を受けた。

講習会は多岐にわたった。それは専門教科「情報」の免許も一緒に取ることになったから。それはまだいい。「情報」が余りに「コンピュータ」に偏っている気がした。

質問をした。

「情報科」とは「情報」なんですか、「コンピュータ」なんですか。


答えは曖昧だったが、「どちらかというとコンピュータ」というイメージを受けた。

講習を受けた帰り道、お茶の水で買った書物が、脳内ネットワークを論じたものと、当時そろそろ実用的に使われ始めた Web の HTML の元になっている SGML の解説書(おそらく大学の教科書)だった。しかし、どちらも難しくて読了できなかった。

今思うと、認知心理学などを学びたかったのだろう。コンピュータに入る前に、人間の頭の中でどう認識されているのかを知る必要がある、そして、Webを始めとする人間の知の繋がりの仕組みや理論を知りたい、そういう思いだった。当時はそういった学問の存在がわからなかった。

情報科の教員として生徒に教え始めた。あまりに幅のある生徒にたじろいだこと、TTで一緒に組む先生の認識に合わせる必要があったことから、「情報」の授業は「パソコン教室」になった。違う違うと思いながら。

情報科の教員になって5年目の時。学校も移り、TTをする相手も変わり、その相手から、「知的生産の技術」の話になった。この本に「情報科」が出来ることが予言されているよ、と。

驚いた。本当に驚いた。慌てて本書をめくると後書きに次のようにある。

『ここにあげたさまざまな知的生産技術の教育は、おこなわれるとしたら、どういう教科でおこなわれるのであろうか。国語科の範囲ではあるまい。社会科でもなく、もちろん家庭科でもない。わたしは、やがては「情報科」というような科目をつくって、総合的・集中的な教育をほどこすようになるのでないかとかんがえている。』

なんと、意識していなかった、自分のアイデンティティがここにあったのだ。

そう、パソコンのことを教えたかったのではなく、「人間の中身」を教えたかった。自分は何を見て・聞いて、それをどう感じるのか。それをどう咀嚼するのか。そしてそれをどう他人に伝えるのか。つまり、情報の収集・編集・加工・発信という、まさに情報活用能力+認知心理学、それがあってはじめて、コンピュータなどのを使う上での「情報学」が生きてくる。それを教えたかったのだ。

子供の頃のコンピュータ好き、高校生の頃に本書から受けた衝撃、それが熟して「情報科教員」という今に至っていたのだ。

この「知的生産の技術」は、私にとって今の自分がある特別な一書なのである。

先日お亡くなりになった著者の梅棹忠夫先生には謹んで哀悼の意を表したい。そして、尽くせぬ感謝を送りたい。
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2010年07月18日

都高情研本年度第1回の研究協議会に参加

こちらの研修会・研究協議会ですね。こちらに参加しました。

場所はK高校。初めて行くところです。調べてみると本校からほぼ真北にバス一本で行けるのですね。ということで、短縮授業を終え、他の仕事も終えた後で出発しても間に合いました。

北の門から入ると、
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林!
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ええっ?!学校内に林があるなんて!

すぐにひらけて普通に校舎が見えました。
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傾斜を利用しているので入り口の校舎と奥の校舎は2Fと1Fが横に繋がっている構造になっていまして、校内で迷いました。

とても広い、のどかな学校です。

さて会場についてはそれぐらいにして内容はというと。

講師は私立高校で情報を教えているI氏。とてもまじめに勉強されています。都高情研の研究大会でも発表され(自分は自分の発表があり聞けなかった)、とても評判が良く。ぜひとも聞いてみたかった。

濃い。とても濃い。テーマは「普通教科「情報」における著作権に関する授業実践」なんですが。5時間かけて行われているとのこと。すごい。

なかでも、「著作権は人工的な権利である」こと。「現実に合わせて後追いで法律が整備されていること」などは自分の中ですとんと落ちました。自然法とはずいぶん違うわけでして、「だから法律そのものから学ぶ」というのはその通りですね。映画だけは特別扱いされているという疑問は感じていたのですが、「映画は莫大な投資をされているので、製作会社が著作権をもっているのが、投資に対する利益の回収をしやすいから」という、これも現実に合わせた権利であることですとんと。

著作者の権利を守る著作権がある。そしてそれを侵害していることがある。でも「侵害=悪」かというと必ずしもそうではなく、むしろ「タダで宣伝してもらった」という利益にもなる。そこに「親告罪」であることが生きてくる。なるほど。

多くの生の事例を出して、生徒にぶつける内容はすごいとしか言いようがない。

著作権は、グレーの部分が多く、事例をたくさん勉強しないとおいそれと語ることが躊躇される。それはやはり「人工的な権利」であり、もっというと「大人の事情」によって、それが「悪」になったり「善」になったりする部分。

でもそれは、情報科らしい、「トレードオフ」の関係なんだよ、考えなければならないんだよ、という結論に持って行く。

情報社会を語るとき、情報が価値を持っている社会であると、またその「価値」とは基本的に「お金」であると、よく言う。そういう観点から考えると、著作権は情報社会を経済的に成り立たせる法的基盤と言える。今考えるととても当たり前なことに気づかなかった自分が恥ずかしい。

年間の授業の中でこれだけ厚みのある内容を取り入れられるのかは、それぞれの事情によるだろう。教科「情報」で扱う内容は、どれをとってもゆうに4,5時間もってしまうテーマばかり。それのどこを膨らませるかは担当者に任されているといえる。ただ、1学期で1時間で終わらせた内容だったが、もう一度きちんと取り上げた方がいいと思った。

パクらせてもらうだけでなく、自分も参考文献に上げて頂いた(わざわざキャリーバッグにたくさん入れてもってきて頂いた)ものを勉強して、生徒にぶつけていきたい。

刺激をいただいた研修だった。
posted by n_shimizu at 03:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年05月18日

「CPUの創りかた」を読む。感動した!面白すぎる!



2003年の本なんですよね。前から気になってはいたんですが表紙が萌え絵なのが引いてしまっていました。先日、大井町LABI の本屋さんで見つけてしまったので即ゲット。読んでみたら、いやあ面白い。今まで読まなくてホントに損したと思いました。

30日でできる! OS自作入門

と並んでいい出来です。

一度読み終わっただけでは飽きたらず、二度目も読みました。
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posted by n_shimizu at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年04月04日

H21年度都高情研研究大会に参加&ポスター発表

平成21年度東京都高等学校情報教育研究会 研究大会に参加しました。他の方のブログ記事はこちらを。

色の3原色・光の3原色(都高情研・研究大会) - 情報科blog
東京都高等学校情報教育研究会に参加: WeekEnd 情報科
東京都高等学校情報教育研究会 研究大会: 総合学科「情報」日誌(私の姿が写真に(笑))
都高情研 研究大会 - 情報科授業研究
ネットで教科「情報」日記 : 2009年度 都高情研 研究大会

そして今回、自分としては初の「ポスターセッション」の発表。

内容は、「31回目インターネットのしくみ(紙パケット)」。

実のところ、最初の東大の先生の講演と、研究発表最後の田崎さんの発表以外はほとんど聞けず。

模造紙一枚で収めるぞ!と模造紙を用意したものの、A4の紙が何枚貼れるかよくわからず、学校ではいろいろ重なり超多忙な日々。とりあえず60部用意せよというハンズアウト分の印刷のみで家に帰っての準備となりました。

しかし、土日の用意は自然と子供たちが寝てからという制約があり、結局日曜日の夜中。配置を考えていたら、意外と狭いことがわかり、結果として「ポスター」としてはほぼ図のみ。後は資料を読んでね、という形になりました。まぁそれはそれでいいのですが。

作ってみたら、資料にもこの図は入れておいたほうがいいなぁとなりそれも60部印刷。結局用意が終わったのが午前4時頃となってしまいました。

さて、実際のポスターの方ですが、ポスターの時間はもちろん、それ以外にも聞きに来てくれる方が多く、いくつかのブログにもお褒めの言葉をいただきました。別に shimizu のオリジナルというわけではなく、様々な方の実践を参考にしてできあがった物なので申し訳ない気持ちもありますが、色々な学校で実践できるパッケージ化できたのかな、ということで、発表した甲斐があったと思いました。内容は紀要の方にも載せていただく予定です。

やはり人間同士の交流・意見交換ができるのがいいところ。懇親会も含めてとても有意義な一日でした。
posted by n_shimizu at 22:51| 日記

2010年02月28日

ツイッターを始めて

ものすごーく間があきました。更新せずにすいません。

この間にたくさんの出来事があり、かなり克明に記録は取ってあるので随時更新するでしょう。おそらく。

で、あまりに更新しないとやめちゃったのかと思われるので、近況がてらに最近やったものとして。

Twitter(ツイッター)

週刊ダイヤモンドで特集があり、友人が始めたので自分も始めて見るかと思ったのが一ヶ月前。

いやあ面白いです。情報科としては遅いぐらいなのかも知れませんが。

ツイッターはよく「今何してる?をつぶやくもの」と説明がありますし、公式サイトにもそう書いてある。でも、そうじゃないと思う。

一生懸命、今何してるかを公開しようと思うとげっそりしてしまいますよね(笑)。そうじゃなくて、本質的には、「今みんなは何をしているのかを知る」ということが中心なのではないかと。

フォローという仕組みを使って見ず知らずの人をどんどん「フォロー」に追加する。mixi でいう「マイミクさん」みたいなものかな。「マイミクさん」と違うところは勝手にフォローできる点。フォロー100人が取りあえずの目標とよく言われているということで、3週間ほどかけてようやく達成できた。

すると、自分のタイムライン(TL)に色々な人のツイート(つぶやき)がガンガン流れ始める。有名人もいれば友達もいれば趣味や仕事に関係ある人もいればニュースもあればとごちゃ混ぜ。カオスになります。わけがわからない。でもそれでいい。

無理して全部読もうなんて思わない。リアルタイムの「今」が見える(あ、「頭痛が痛い」になっている)。

いろいろカテゴリ分けなどをしたくなったら、それなりのツールがあり、僕は HootSuite を使っている。

基本的にオープン。自分のツイートはすべて出すか、すべて非公開かどちらか。非公開で面白いわけがないので、通常のユーザは公開だと思う。

ツイッターの使い方はさまざま。人によっては顔も知っている仲間とのお喋りに使っていたり、#twinomi のハッシュタグを使って、まるで酒場にいるかのように、だべりながら飲んでいたり。とにかくどう使おうが構わない。電話を会社の連絡に使おうが友達と2時間3時間お喋りに使おうが構わないのと一緒。どうせ流行のサービスで2年もすれば無くなると思っていたけど、もしかしたら長く継続するかも知れない。それはホリエモンによる記事

堀さんがtwitterに関する面白い記事を書いてたので突っ込みなど|堀江貴文オフィシャルブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」by Ameba

で意外とEメールぐらい長生きするかもと書いていたことから、「案外そうかも」と思うようになりました。ただ、一社のサービスなのでこの辺の公共性というところがネックになるかと思いますね。

さて、雑感はこれくらいにして、今までツイッターについて勉強してきた参考サイト一覧などを載せて終わりたいと思います。

○公式サイト
Twitter
http://twitter.com/

○使い方
公式ヘルプページ(日本語)
http://jptwitterhelp.blogspot.com/
Twitter(ツイッター) をはじめよう! - GreenSpace @hajime が個人で作成
http://www.greenspace.info/twitter/

○初心者用
勝間和代のTwitter初心者のための使いこなしの10ステップ
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2009/10/twitt...
Twitter始めてみたけど…困ってませんか?あなたのタイムライン - デジタル - 日経トレンディネット
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20100215/1031...

○@付投稿とは
@付投稿の意味(公式ヘルプ内)
http://jptwitterhelp.blogspot.com/search/label/%EF%BC%A0%...

○中級者用
勝間和代のTwitter初級者が中級者になるための使いこなし10ステップ
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2009/11/twitt...
(*)記事の中の「公式リツイートはまだない」的なことがあるけど、現在は存在する。

○専用クライアント、専用Web
TweetDeck - 専用クライアントソフト
http://www.tweetdeck.com/beta/
HootSuite - 専用Web
http://hootsuite.com/
yubitter - 携帯用(一度だけPCで登録作業)
http://yubitter.com/pc/

○ツイッター関連サイト
Twilog - Twitterのつぶやきをブログ形式で保存
http://twilog.org/
ふぁぼったー - みんながFavoriteした発言でつくる、全自動Twitterまとめサイトもどき
http://favotter.net/
Togetter(トゥギャッター) - 注目のツイートを編集してまとめたもの
http://togetter.com/

○他
広瀬香美さん命名、「ヒウィッヒヒー」 (=twitterのことです)
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2009/07/twitt...
緩やかなつながり、「Twitter」のすすめ:勝間和代のクロストーク - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/biz/katsuma/crosstalk/2009/07/p...
ツイッターがドラマ化『素直になれなくて』 主演に樹里&瑛太 - まぐまぐニュース!
http://news.mag2.com/archive/20100223100000
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2009年09月29日

紙パケットshimizu案

前の日記「情報科雑感2: 紙パケットやりたいなぁ」からさらにいろいろ考えました。

そして、さまざまな先人達の実践を学ぶ中でトランプによるスタティックルーティングにしました。

【目的】
・単純なプロトコルを守ることでバラバラなパケットが正しく届くことを実感する
・全員が参加者として達成感を味わう

といったところ。

【用意】
・トランプ二種類(赤・青)百均にて購入
トランプ赤・青.jpg
・・赤:アドレス決定用
・・青:パケット用

・宛名シールのシート
タックシール.jpg

・ワークシート

宛名シールに一枚ずつ異なるメッセージを印刷、パケットである青トランプの裏に張っておく。
トランプは、マーク・数字でソートしておく。
メッセージ.jpgメッセージ一枚.jpgメッセージ貼り付け作業中.jpg

※このメッセージはmachida-oharaさんよりそっくりいただいた物です。ありがとうございます。

【アドレス】
・ハート8 ・スペード3……等。
マークがネットワークアドレス、数字がホストアドレスに相当。

【流れ】
1.教室を縦横に切り、4つのグループに分割
2.それぞれ、スペード、ハート、クローバー、ダイヤ、というネットワークと名付ける。
3.教室中央の4つのグループ交点の4人を「ルータ役」とする。
4.班毎に人数が異なるのであらかじめ用意した赤・青それぞれのトランプ大きい方から抜いて人数に合わせる
4.4つのグループが内側に輪になるよう机移動。
5.赤のアドレス決定用トランプをマーク毎に切ってランダムにし、各グループに渡す。一枚ずつ取る。これが本人のアドレスになる。ワークシートに自分のアドレス記入。
6.青のパケット用トランプを全部まとめて切る。人数分に分けて各グループに裏で渡す。
7.説明。
・ルーター以外は左からパケットトランプを受け取り右に渡す。自分のだったら貰う
・ルーターは上記同様のことを行い(逆向きなので右後ろから受け取り左に渡す)かつ次の二つを行う
・・パケットが自分のネットワークマークと異なれば左のルーター役に渡す
・・パケットが自分のネットワークマークと同じなら左の人に渡す

つまりルーターは何も考えずデフォルトゲートウェイである隣にすべてぶん投げるだけ。

これでうまく行く、はず!



【追記】
書き忘れてました。ルータ役だけは逆向き、つまりルータ同士が向かい合う向きに座ります。うーん、文章では伝えにくい……。
posted by n_shimizu at 23:55| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記

2009年09月26日

紙パケットやりたいなぁ

ネットワークの仕組みを授業でやっている最中です。

IPアドレス、パケット、ルーティングなどの意味は講義で既習。パソコン室で ping でのやり取りなども試しています。

ただ、パケットがどのようにしてルーティングされて相手に届くのか。それが目に見える形でなんとか実習してみたい。いくら時間割上の制限があるとはいえ、

「教室は講義、つまらない。パソコン室は実習、楽しい」

となっているのを打破したいなぁということもあります。

前回のインターネットの歴史の授業は DVD を多用したんですが、やはり実習がいいなと。

・パケットという形でデータが流れること
・宛先によってルーティングされること
・それらは単純な決まり事(プロトコル)に従うことでやり取りされること

そんなことを実感させたいな、と。それには「紙パケット」がいいのではないかと。

最初、田崎さん方式を考えました。
↓ページ【2-4】東京 田崎・高橋先生「教室”ネットワーク”でルーティング!」
http://www.johobukai.net/2007/07kanto/johobukaikenkyu07kanto.htm

この方式はダイナミックルーティング。全員がルータ兼クライアント。自分の周り8人のアドレスだけを確認、知らないアドレスは斜めに渡す。

いろいろ考えてみましたが、

・教室の端(前後左右)は暇になる?
・へたをするとぐるぐる廻るだけで届かないパケットがあるかも?

という疑問が湧き、考えてしまいました。

昨日 machida-ohara 方式を伝授してもらったのでそれをアレンジしてみようかと。

「ネットワークのしくみ」の授業 - 情報科作業日誌
http://blog.goo.ne.jp/machida-ohara/e/f750ba2eca9dbb39bc25a60b8a11121e

ohara 方式は
・パソコン室。4つの「島」に机が分かれている。
・机の島ごとに生徒を分ける(4等分)。
・島ごとに一人、ルータ役を立てる。
・各島のネットワークアドレスを変える。
・全員が紙パケットを渡される。
・宛先はランダムに全員に届くように書いてある。

プロトコルとして、
・基本的に島の中でぐるぐる廻す。島を越えられるのはルータ役だけ。
・各島の中では「右に渡す」ルール。自分のだったら貰う。リング型+バス型とでもいいましょうか。
・ルータ役は、
・・自ネットから回ってきたもので別サブネットのものは右隣のルータに渡す。自ネットのものは隣に渡す。自分宛は受け取る。
・・左隣りのルータからもらったもので自ネットのものは自ネットに渡す。違うものは右隣りのルータに渡す。

これだけでよいしょよいしょとやっていくとパケットが届く訳です。It's wonderful!


さて、本校で実施する際の問題は普通教室だということ。

右隣りルールを少し工夫をしなければなりません。教室によって机の並びが違うし。周りの教室にはうるさいけど机移動してしまうかな?

あと、教室を4分割して教室中央の4人がルータなのはいいとして(隣のルータに渡しやすい)、ルータは自ネットと隣ルータからと二種類のパケットを処理するのは忙し過ぎるので、ルータは2人立てて、内向きと外向きに役割分担するという案を採用しようかと。

後はパケットそのものをどうするか、です。

宛先アドレスは、各教室の机配置が変わっても対応できるよう、4つのネットワークアドレスに別れた全員分の行き先の紙(机移動するなら解決ですが)

自アドレスを書き込むと再利用が効かないので ohara さんは書かせないで回収・リサイクルしているそうです。

もしクラスごとに変えようとすると42アドレス宛てのパケット用紙を12クラス分作る必要があります。

うーん、トランプ方式(梅澤さんのアイデア)もありますが、リアリティという点でどうかとも。しかし利点があります。

トランプ方式だと、

・スペード
・ハート
・クラブ
・ダイヤ

のサブネットに分けて、中の数字はランダムに指定。トランプをシャッフルして「見るなよ〜」といって裏で全員に配布。後はよいしょよいしょやれば届きますね。

ただメッセージはどうしようかという問題はあります。

もう少し考えます。
posted by n_shimizu at 23:50| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記

2009年05月01日

ICTに興味を持たれる方がチラホラ

毎日のように廊下をガラゴロとカートを移動して教室で授業をする様子を見て、「使ってみたい」と言われる方がチラホラ現れました。

推進する立場としてはありがたい限り。

全体の研修をするより、個別な方々の積み重ねの方が効果があるはずなので、なるべくサポートしていきたいですね。
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生徒総会

淡々と進んでいます。

私は放送担当なので放送室にいました。
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2009年04月28日

DHCP…影響あった

謎な設定のサーバーと取り組むのは辛いですね。

ルーターのDHCPを止めて初のパソコン室授業。

……問題発生しました。

いつものように「ネットワークドライブが見えない(マウントされてない)人は\\server\teacherでアクセスしてください」と言ったところ「アクセスできませーん」の声。どうやら半分以上の生徒がネットワーク的に「分離されている」様子(!)。

すぐさま、座学に切り替え。

授業を行いながら考えていくと思い当たる節がありました。実はサーバのDHCPの スコープは、

192.168.x.141〜192.168.x.199

となっているにも関わらず、

192.168.x.151〜192.168.x.189

までがクライアント側で除外されているのか、まったく振られていなかったのです。なぜなのかは謎です。つまり振ることのできるアドレスは20個しか無いのです。

どうやら以前から既に、151〜189が振らていない状況はあった筈ですが、図らずもブロードバンドルーターのDHCPが補ってくれていたんですね。どうやら。それが一気に露呈した、と。除外されているらしい範囲を除くとクライアント数に足りず、IPアドレスをもらえないPCが続出したみたいなのです。すぐにスコープ自体をもとの101〜に変更しました。

座学を続けていると「先生、いつの間にか繋がったよ」という声が聞こえ始めたので、どうやらIPアドレスが行き渡ったようです。配布予定だったExcelVBAのソフトを配布したのでした。

サーバ側設定画面の「除外アドレス」に表示されないところ(レジストリ?)で設定されているのでしょうか。謎です。他人がトリッキーに設定したものほど使いにくいものは無いですね。

サーバーそのものを再インストールしたいと思いました。

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2009年04月27日

ディジタル情報の量の単位で悩む

某社の情報Cの教科書に、
1,000バイトを1kByte(キロバイト)
1,000,000バイトを1MByte(メガバイト)
1,000,000,000バイトを1GByte(ギガバイト)とよぶ。

と断言しちゃっているところがあるんです。

ディジタル情報の量の単位.png

で、その根拠が指導書(教授資料)の中に言い訳が書いてあって、
文科省の教科書検定の時の指摘だというのです。
以上のように、コンピュータの世界では、2進数による接頭語とSI接頭語が混在して使われているのが現状であり、メディアなどによって使い分けることは、きわめて煩雑で混乱を生じる可能性がある。なお、物理や化学の教科書では、SI(国際単位系)を使用しており(例MHzなど)、その解説も教科書に記載されている。そのため、情報と他教科で接頭語の意味がちがうものも問題であるし、教科書検定時に文科省から、2進数による接頭語は慣習的な使い方であるとの指摘があった。また、情報の計算問題などで、2進数による接頭語を使用すると、計算が煩雑となり、肝心な問題の考え方に集中できない可能性もある。

んー、いいのでしょうか。

まず「2進数」という言い方そのものが間違っているという話があります。あくまでも「二進記数法で記された数」であって数学的な数の体系ではないからです。

「二進数」ではなく「二進法」: 辰己丈夫の研究雑報
http://ttmtko.air-nifty.com/a/2009/07/post-5431.html

それはちょっと置いといて。


でも指導書のしめの言葉が「実際の授業で先生方がどのようにご指導されるかは、現場のご判断に委ねることにしたい。」と、委ねられています。

SI単位系としては1024バイトのことは1キビバイト(KiB)と言う
http://www.iec.ch/zone/si/si_bytes.htm

キビ、メビ、ギビについても一応指導書には書かれていて、「余り使われていない」ともあります。

「情報」の授業は、他の教科とは違い、ある部分では定義・決まり事ではなく、デファクトスタンダードを教える必要があると思うわけで、悩むのですよ。もちろん定まっていることなどは根拠をしっかりと提示しながら押さえていくのが基本ですが。

現行指導要領ができた時、インターネットは「国が正式に認めたネットワークではない(OSIモデルが正式)」から、教科書の記述が「情報通信ネットワーク」で基本的に統一されています。その後押しも押されぬ世界標準となった「インターネット」は、教科書の中でかなり前面に出てくるようになってきました。

そういう経緯も考えると、何を教えるべきか悩んでしまうんですよね。

指導書にも書いてあるんですが、HDD や DVD-R などの記録メディアは、1GB = 1000MB = 1000^2 KB といった感じの表記なので、100GBのHDDを買ってきてPCに繋ぐと一つのファイルも保存していないのに、93.1GBしか空き容量がない。1KBでは1000Bと1024Bとで2%ぐらいのズレですけど、100GBでは7%のズレがでる。

これは1000^n で表示した方が容量が大きく見える業者の都合だろうとも言われています。

また同様に通信の世界では、
1Kbps = 1000bps、
1Mbps = 1000Kbps = 1000000 bps
が常識なので、基本情報やらテクニカルエンジニア(ネットワーク)試験などの計算問題で失敗する元になったりします。

(例)40KBの文字列を無手順2Kbpsで送信すると何秒かかるか?
40*1024*8/2000 =164秒

この 2Kbps を 2*1024bps とした場合は160秒となるはず。

なんですけど、PCを扱っているのを中心に考えると、やはり OS が返してくる値を基準に考えて、1KB = 1024B。HDDの店頭での容量や通信速度の場合は1kB = 1000B を使うというスタンスがいいのかな、と。
posted by n_shimizu at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

今日は富士山がクッキリ

fuji.jpg

右奥ですが、判りますか?

武蔵境を越え、東小金井近くなると建物が急に低くなり周囲が見渡せるようになります。

肉眼ではかなり大きいんですよね。
posted by n_shimizu at 07:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年04月25日

寒いですねぇ

危うく最終退勤者になりかけました。土曜日なのに19:00までいたら職員がほとんどいませんでした。

いやぁ今日は寒いです。勤務時間終了後も準備室で仕事をしていると、手がかじかむような気がしてきました。職場では今日こそ早く帰らなければと思いつつ、書類やら何やら。

今日は土曜日ですが、本校は土曜授業をやっていますので、午前中4時間授業。お昼を食べてからネットワーク管理。授業は相変わらずバタバタしていました。

廊下と階段とフリースペース.jpg

写真は2階廊下から撮影したもの。手前の階段は「シンデレラ階段」という名前が付いています。

天気が良くないので何ですが、1階の広々としたフリースペース吹き抜けの外壁が全面ガラス張りなのがお分かりいただけるかと。とても開放感のある空間です。

あくまでも噂ですが、本校は 25年経ったら老人ホームにする予定だったとか。なのでいろいろなところに丸いテーブルと椅子があったり廊下が広かったりしているとか。その一環の作りをしているのでは、と。

でも本校にはエレベーターが付いていないので、私としてはこの噂は本当かなぁといぶかっています。

また、これも噂ですが清瀬は病院になっても良い作りなのだとか。

この辺はいくつかそういう学校があるようです。いわゆるベビーブームの子供を持った家族が東京の市部に次々と引っ越してきた30年ほど前。たくさん都立高校を新設したわけですが、来たる高齢化社会を見据えて老人ホームや病院を作ろうと考えたとしたらなかなか先見の明があるかも知れません。ただ 25年や30年も経つと周囲も含めて、その学校がそこに「ある」ということが前提となるわけですから、計画通りできたものをつぶす訳にはいかないでしょう。その辺は机上の空論ですね。

あくまでも噂ですから、これ以上考えても無駄ですね。
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2009年04月23日

所沢にいました

5月の合唱コンクールの裏方スタッフとして会場の下見に行きました。所沢市民ホール「ミューズ」

すごい立派なところですねぇ。
ミューズ01.jpgミューズ02.jpgミューズ03.jpg
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タケノコが竹に

タケノコ.jpg判りますか?奥の方なんですが。

本校の校舎と校舎の隙間に竹藪がありまして。

4月当初はタケノコだったのがもう竹になってきました。
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2009年04月21日

都高情研第1回役員会へ

参加しました。

状況的には厳しいのですが、無理にでも職場から体を引きはがさないと、と思いまして。

やはり同じ情報科仲間から得る有形・無形のものは大きいですから。
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2009年04月19日

RSSチェック完了

以前はアプリを使っていたのですが、複数台のPCを使うようになるにつれ Web 上にないと困るようになってきました。

そこで現在は、livedoor リーダーを使っています。

ただ3月終わり頃から超多忙な日々が続き、まったくチェックしていませんでした。久々に見たら2000弱のエントリー。200マックスで流れてしまうものも多いので、目を通していないのはもっとあったと思います。

先ほどようやく未読が無くなりました。

ああ、自分もブログを書かなきゃなぁと思いました。
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2009年04月17日

ICT計画機器接続成功!(ただし無線)

全都立学校に順々に入っているICT計画機器

以前にログイン失敗という日記を書きましたが、それ以後もうまくいきません。今日サポートセンターに電話をしてみました。

とてもあたりが柔らかく、しかも詳しい。ずっと繋ぎっぱなしでやり取りにお付き合いいただくもうまくいかず。

サポートの方は無線を前提に考えている風が見受けられました。

でも無線LANが来ているのは4Fと1F。

4Fまであがり、4Fのカートで挑戦。

4Fのカートは初めて開けた状態なので、かなり大変です。まずタブレットPCの充電が切れているので、コンセントささなければ電源ONになりません。そこで廊下のコンセントを探さなければならない。また、カートとカートがセキュリティワイヤで繋がっているのでそれも外さなければならない。

ようやく使えるようになり、さっそく無線LAN。あっさりアクセスできました。パスワード変更もすんなり通ります。

めでたしめでたし……と思っていたら、いざ電源を切って帰宅しようとしたところ、以下のような画面が……。
更新プログラムをインストール中(23個中1個)
納入された時に Windows Update が全くされていなかったらしく。23個って……。

通常ログイン中にも「更新プログラムがダウンロードできます」といったメッセージが表示されますが、それは実行しようとしても「権限がない」と跳ねられるのです。そしていつものようにシャットダウンをしようとすると「更新プログラムを実行してシャットダウン」という項目が優先的に選択されているので、何も考えないと実行されてしまいます。

帰るに帰れなくなりました。20分程で終了しましたが、これが授業終了時に出てしまったら、次の授業に間に合わなくなってしまいます。

本校で納入されたICT計画機器はカートのものが18台、ノートパソコンが20台。その管理は頭が痛いですね……。
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