2011年04月20日

【情報B】ドリトルの授業・その2?

今年は初めて「選択・情報B」を持つことになりました。

本校では一年生で情報Cを全員必修しています。
当初のアンケートによると情報系進学を考えてという生徒は皆無(^_^;

情報Bの内容をがっつり身につけさせるよりも教養的にやっていった方がいいようです。

しかし、やはり「情報」ですから、アプリケーション習得にしたくはありません。情報Bですから尚更です。

一つは「ゼミ形式」を取り入れること。

情報Cと重複する内容はすっ飛ばして、未習のところを2ページずつ順番に当て、生徒に授業をしてもらう形式です。時間は30分。

いきなり初回のテーマは「論理回路とプログラミング言語」。かなり手強いかなと思いつつ、ちゃんとオリジナルプリントを作り、AND回路、OR回路、NOT回路の説明と半加算器の説明などをしていました。時間は大幅に伸びて50分。まったく問題有りません。今後も期待できそうです。

さて、それと同時に、実習中心に私がやります。

「アルゴリズム」「データベース」「問題解決」の3つをじっくり取り組むことにしました。

とりあえず取り組みやすい「アルゴリズム」から。「アルゴリズムとは」ということを理論的にやるよりも、実習の中から順番に身につけるようにしていきたいと思いました。一昨年の情報Cでは全クラスに一度だけドリトルの「1時間で学ぶソフトウェアの仕組み」をまさに一時間だけやっています。

ということで、今回は「その2」です。題して「かっちりドリトル」。

1年生ではこちらから「これを入力しなさい」とリストを見せて、ひたすらそれを入力すると宝拾いゲームが完成しました。ソフトウェアとは何かということを「感じる」だけならそれでいいのですが、アルゴリズムなどを考えてコンピュータ上で表すためには文法等を押さえなければなりません。そこでスライドを使いながら下記のような解説をしました。

○ドリトルとは
・教育用プログラミング言語
・現在主流のオブジェクト指向
・・オブジェクト(もの、対象物)を中心に考える
・日本語文字を採用
・フリーソフト
・JAVA上で実行

○ドリトルの文法1
・基本オブジェクト
・・数値、文字列、ブロック、タイマー、他
・グラフィックオブジェクト
・・タートル、図形、パレット、他
・GUIオブジェクト
・・ボタン、フィールド、ラベル、 他
・音楽オブジェクト
・・メロディ、コード、ドラム、楽器
・その他

○ドリトルの文法2
・オブジェクトには特定の機能(メソッド)がある
・・例)タートルオブジェクト
・・・作る、歩く、戻る、右回り、左回り、移動する、位置、向き、ペンなし、ペンあり、閉じる、変身する、拡大する、線の色、線の太さ、衝突、他
・・例)タイマーオブジェクト
・・・作る、間隔、回数、時間、実行、待つ、中断
・無い機能は命令できない
・・歩け、進む、右周り、跳ねる……×

○ドリトルの文法2.5
・タートルオブジェクトとは
・・グラフィック関係のオブジェクトの一つ
・・移動する時に軌跡の線を残し、絵を描くことができる
・・描いた絵を切り離して図形にすることができる
・・規定値として
・・・原点(0,0)に現れる
・・・ペンあり
・・・亀の絵

○ドリトルの文法3
・オブジェクトに命令することで実行
・・オブジェクト!命令。
・・・例)タートル!作る。
・・「オブジェクトにメッセージを送信する」
・・オブジェクトをレシーバ(受信者)ともいう
・・「。」で動作が完結
・・半角と全角を区別しない
・パラメータは命令の前
・・例)かめた!10 歩く。

○ドリトルの文法4
・オブジェクトに名前を付ける(変数)
・名前を付けたものも新しいオブジェクト
・・かめた=タートル!作る。
・・かめた!10 歩く。
・・・※名前を付けないと二度と命令できない
・複数のオブジェクトを作る
・・かめた=タートル!作る。
・・かめた!100 歩く。
・・かめこ=タートル!作る。
・・かめこ!100 戻る。

○ドリトルの文法5
・同じオブジェクトは並べて命令できる
・・例)
・・・宝=タートル!作る。
・・・宝!“tulip.png” 変身する。
・・・宝!ペンなし。
・・・宝!100 100 位置。
・・次の表記と同じ
・・・タートル!作る "tulip.png“ 変身する ペンなし 100 100 位置。
posted by n_shimizu at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 授業2011
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