2011年04月23日

ドリトルその3

さて、ドリトルでいろいろ自分で考えて実習していくにあたり、命令について一覧となっているものが必要です。公式ページの命令一覧を見ろというのが一番正しいのですが、どこを見ていいのか初学者にはきつい。そこで小出しに命令一覧その1、その2という形でプリントを配ることにしました。お分かりの通り、「1時間で学ぶソフトウェアの仕組み」に出てくるオブジェクトの命令一覧になっています。

その1です。

タートルオブジェクトの命令(一部)
動き回るキャラクター。動くと軌跡が残るので図形を描ける。

命令用途使用例
作るオブジェクトを作るかめた=タートル!作る。
歩く前進するかめた!100 歩く。
右回り右に回るかめた!90 右回り。
左回り左に回るかめた!90 左回り。
変身するカメの画像を違うものにするかめた!”tulip.png” 変身する。
ペンなし軌跡を描かない(で移動する)かめた!ペンなし。
位置原点からの位置を指定して移動かめた!100 100 位置。
向き右からの角度で向きを指定するかめた!90 向き。
閉じる書き始めの点まで線を引くかめた!閉じる。
図形を作る軌跡の線を切り離して図形にするかめた!図形を作る。
線の色描く線の色を変えるかめた!(緑) 線の色。


ボタンオブジェクトの命令(一部)
画面に表示されるGUI部品の一つ。押されることを「動作」というメソッドで感知する。

命令用途使用例
作るオブジェクトを作る右ボタン=ボタン!”右” 作る。
読むボタン上の文字を読んで返すラベル!(ボタン1!読む)作る。
書くボタンに文字を書くボタン1!”あいうえお” 書く。
(:動作)押された時の動作を定義する右ボタン:動作=「かめた!3 右回り」。


タイマーオブジェクトの命令(一部)
一定時間毎に、「……」のブロックを繰り返して実行する。標準で0.1秒間隔100回。
命令用途使用例
作る新しいタイマーを作る時計=タイマー!作る。
間隔間隔を変更する時計!1 間隔。(1秒間隔にする)
回数回数を変更する時計!10 回数。
時間n秒間動くようにする時計!5 時間。
実行ブロックを実行する時計!「かめた 10 歩く」実行。
待つタイマーが終わるのを待つ※時計!待つ。

※(待つを実行しないと次の行の命令が同時に実行される)。


また課題プリントを渡しました。

課題0)宝拾いゲームの復習(もう一度入力して確かめる)。
課題1)一辺の大きさが100の正方形を描いてみよう。→「正方形1」で保存。
課題2)正方形をなるべく簡単な記述で描いてみよう。→「正方形2」で保存。
課題3)正三角形を描いてみよう。→「正三角形」で保存。
課題4)正六角形を描いてみよう。→「正六角形」で保存。
課題5)正五角形を描いてみよう。→「正五角形」で保存。
課題6)☆を描いてみよう。→「星」で保存。
課題7)図形を描いた後、「かめた!(色) 図形を作る。」で色を塗ってみよう。
課題8−1)「前進」と表示されたボタンをつくり、前に20歩進むようにしましょう。
課題8−2)「もどる」と表示されたボタンをつくり、後ろに20歩進むようにしましょう。
課題8−3)「左」と表示されたボタンをつくり、30度左に回転するようにしましょう。
課題8−4)「右」で右回転ボタンもつくりましょう。
課題8−5)ボタンを作る際に、『左ボタン=ボタン!“左” 作る −380 185 位置。』などと位置を指定して、ボタンが上手に配置されるようにしましょう。
課題8−6)「線なし」と表示されたボタンをつくり、線を描かないようにしましょう。
課題8−7)「線あり」で、再び線を描くようにしましょう。
課題8−8)「図形を作る」ボタンをつくり、このボタンの『:動作』として
『「:直前の図形=かめた!図形を作る」。』
を定義して、描いた線が図形オブジェクトになるようにしましょう。
課題8−9)「青」などのボタンを作り、このボタンの動作として、
『「:直前の図形!(青) 塗る」。』
などを定義して、図形に色を塗られるようにしましょう。色ボタンの大きさも調節しよう。


分かる人には分かると思いますが、課題8は1)〜9)まで完成させると、ほぼドリトル本のペイントと同じものができあがるはずなのです。

授業では課題1で終わり次回に続きました。
posted by n_shimizu at 23:59| Comment(0) | TrackBack(1) | 授業2011