2009年09月26日

紙パケットやりたいなぁ

ネットワークの仕組みを授業でやっている最中です。

IPアドレス、パケット、ルーティングなどの意味は講義で既習。パソコン室で ping でのやり取りなども試しています。

ただ、パケットがどのようにしてルーティングされて相手に届くのか。それが目に見える形でなんとか実習してみたい。いくら時間割上の制限があるとはいえ、

「教室は講義、つまらない。パソコン室は実習、楽しい」

となっているのを打破したいなぁということもあります。

前回のインターネットの歴史の授業は DVD を多用したんですが、やはり実習がいいなと。

・パケットという形でデータが流れること
・宛先によってルーティングされること
・それらは単純な決まり事(プロトコル)に従うことでやり取りされること

そんなことを実感させたいな、と。それには「紙パケット」がいいのではないかと。

最初、田崎さん方式を考えました。
↓ページ【2-4】東京 田崎・高橋先生「教室”ネットワーク”でルーティング!」
http://www.johobukai.net/2007/07kanto/johobukaikenkyu07kanto.htm

この方式はダイナミックルーティング。全員がルータ兼クライアント。自分の周り8人のアドレスだけを確認、知らないアドレスは斜めに渡す。

いろいろ考えてみましたが、

・教室の端(前後左右)は暇になる?
・へたをするとぐるぐる廻るだけで届かないパケットがあるかも?

という疑問が湧き、考えてしまいました。

昨日 machida-ohara 方式を伝授してもらったのでそれをアレンジしてみようかと。

「ネットワークのしくみ」の授業 - 情報科作業日誌
http://blog.goo.ne.jp/machida-ohara/e/f750ba2eca9dbb39bc25a60b8a11121e

ohara 方式は
・パソコン室。4つの「島」に机が分かれている。
・机の島ごとに生徒を分ける(4等分)。
・島ごとに一人、ルータ役を立てる。
・各島のネットワークアドレスを変える。
・全員が紙パケットを渡される。
・宛先はランダムに全員に届くように書いてある。

プロトコルとして、
・基本的に島の中でぐるぐる廻す。島を越えられるのはルータ役だけ。
・各島の中では「右に渡す」ルール。自分のだったら貰う。リング型+バス型とでもいいましょうか。
・ルータ役は、
・・自ネットから回ってきたもので別サブネットのものは右隣のルータに渡す。自ネットのものは隣に渡す。自分宛は受け取る。
・・左隣りのルータからもらったもので自ネットのものは自ネットに渡す。違うものは右隣りのルータに渡す。

これだけでよいしょよいしょとやっていくとパケットが届く訳です。It's wonderful!


さて、本校で実施する際の問題は普通教室だということ。

右隣りルールを少し工夫をしなければなりません。教室によって机の並びが違うし。周りの教室にはうるさいけど机移動してしまうかな?

あと、教室を4分割して教室中央の4人がルータなのはいいとして(隣のルータに渡しやすい)、ルータは自ネットと隣ルータからと二種類のパケットを処理するのは忙し過ぎるので、ルータは2人立てて、内向きと外向きに役割分担するという案を採用しようかと。

後はパケットそのものをどうするか、です。

宛先アドレスは、各教室の机配置が変わっても対応できるよう、4つのネットワークアドレスに別れた全員分の行き先の紙(机移動するなら解決ですが)

自アドレスを書き込むと再利用が効かないので ohara さんは書かせないで回収・リサイクルしているそうです。

もしクラスごとに変えようとすると42アドレス宛てのパケット用紙を12クラス分作る必要があります。

うーん、トランプ方式(梅澤さんのアイデア)もありますが、リアリティという点でどうかとも。しかし利点があります。

トランプ方式だと、

・スペード
・ハート
・クラブ
・ダイヤ

のサブネットに分けて、中の数字はランダムに指定。トランプをシャッフルして「見るなよ〜」といって裏で全員に配布。後はよいしょよいしょやれば届きますね。

ただメッセージはどうしようかという問題はあります。

もう少し考えます。
posted by n_shimizu at 23:50| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記